【注意】
本記事は『ツイステッド・メタル』シーズン2のネタバレは含まれていませんが、シーズン1の内容には触れています。シーズン1をこれから視聴予定の方はご注意ください。
シーズン1の内容については、こちらのページで紹介しています。

終末世界を舞台に、願いを賭けたトーナメントが開幕。
Hulu独占配信のドラマ『ツイステッド・メタル』シーズン2が、2025年9月20日より配信スタートしました。
本記事では、ネタバレなしで新キャラ・物語構造・見どころを徹底レビュー。
視聴前に押さえておきたいポイントを整理します。
📌 この記事を読むとわかること
- 『ツイステッド・メタル』シーズン2の物語構造・演出・世界観の進化ポイント
- シーズン2で登場する新たなキャラクターたち
- シーズン1未視聴でも楽しめるために押さえておきたいポイントと背景情報
🔍 この記事はこんな方におすすめです
- Huluでのシーズン2配信を知って気になっている方
- 視聴前に登場人物や見どころを整理しておきたい方
- シーズン1を観ていないけれど、今からでも楽しめるか不安な方
『ツイステッド・メタル』 ってどんなドラマ?
🚗 『ツイステッド・メタル』とは?
1995年にPlayStation®で誕生した伝説的カーアクションゲーム『ツイステッド・メタル』を原作に、アメリカで実写ドラマ化された本作。ジャンルはアクション×コメディ×終末世界。
舞台は、都市が巨大な壁で分断された近未来。安全な「インサイド」と、無法地帯「アウトサイド」に分かれた世界で、武装車両による狂気の戦いが繰り広げられます。
製作は『ゾンビランド』『デッドプール』の脚本家コンビ、主演は『アベンジャーズ』のファルコン役で知られるアンソニー・マッキー。
原作ゲームの象徴的キャラ「スウィート・トゥース」も登場し、暴走するアイスクリームトラックと殺人ピエロという強烈なビジュアルが話題を呼びました。
🎬 『ツイステッド・メタル』作品情報
原作 | PlayStation®のカーアクションゲーム『Twisted Metal』(1995年発売) |
原題 | Twisted Metal |
ジャンル | アクション/コメディ/終末SF |
主演 | アンソニー・マッキー(ジョン・ドウ役) |
製作 | マイケル・ジョナサン・スミス、レット・リース、ポール・ワーニック ほか |
配信プラットフォーム | Hulu(日本) |
配信開始日 | シーズン1:2024年2月22日/シーズン2:2025年9月20日 |
エピソード数 | シーズン1:全10話/シーズン2:全12話 |
📢 [広告]
『ツイステッド・メタル』シーズン2は、Huluで独占配信中!
\ 今すぐチェック! /
🧭 『ツイステッド・メタル』シーズン1のおさらい
シーズン1では、運び屋ジョン・ドウが「インサイドでの安全な暮らし」を条件に、アメリカ横断3431kmの危険な配達任務に挑みます。
道中では、殺人ピエロ・スウィート・トゥース、無法者捜査官ストーン、そして相棒となる謎の女性クワイエットとの出会いが描かれ、終末世界を舞台にしたロードムービー形式の物語が展開されました。
最終話では、ジョンとクワイエットがニューサンフランシスコに到着し、依頼主レイヴンに荷物を届けます。
ジョンはクワイエットを都市に連れて行こうとしますが、入域許可が下りず、自らも入らないと宣言。
しかしクワイエットはジョンを撃ち、強引に都市へ連れて行くよう要求して立ち去ります。
1ヶ月後、ジョンは入植地での生活に飽き、外の世界へ出たいと願います。
レイヴンは彼を幼少期の家へ連れて行き、残るよう説得しますが、ジョンは拒否。
そこでレイヴンは銃を突きつけ、他都市とのトーナメントに参加し、カリプソから最高賞を勝ち取るための運転手役を命じます。
一方その頃、クワイエットの車の前にマスク姿の女性チームが現れます。
そのリーダーは、自分がジョンの妹であることを明かし、物語は新たな局面へ向かうのでした。
『ツイステッド・メタル』 シーズン2のあらすじ
🏁 『ツイステッド・メタル トーナメント』開幕!
終末世界。かつて運び屋だったジョン・ドウは、謎の男カリプソが主催する《ツイステッド・メタル トーナメント》への参加を命じられることに。
このトーナメントでは、優勝者に「どんな願いでも1つだけ叶えられる」という報酬が与えられるという。
ジョンは相棒クワイエットとともに、殺人ピエロ・スウィート・トゥースをはじめとする、個性豊かなドライバーたちと命懸けのカーバトルに挑みます。
各エピソードでは、参加者が1人ずつ脱落していく形式が採用され、キャラクターの背景や動機が徐々に明らかに。
やがて、長らく行方不明だったジョンの妹・ドールフェイスが姿を現します。
彼女は自警組織を率いるリーダーとしてジョンと再会し、物語は新たな局面へと突入。
この再会が、ジョンの運命に波乱をもたらすことになります。
果たしてジョンとクワイエットは、イカれた敵たちとの戦いを乗り越え、願いを手にすることができるのでしょうか。 アクセル全開、絶体絶命のデスレースが、今まさに幕を開けます!
『ツイステッド・メタル』 シーズン2の登場人物
- ジョン・ドウ(演:アンソニー・マッキー)
記憶喪失の元ミルクマン。配達任務から帰還した後は、ニューサンフランシスコでトーナメントの練習をさせられながら暮らしていた。ある日、育った家で妹が描いた下水道マップを見つけ、車庫にあった救急車を奪ってアウトサイドへと脱出する。 - クワイエット(演:ステファニー・ベアトリス)
ジョン・ドウと離れ離れになったあと、ドールフェイスと出会い、自警団ドールズの一員となっていた。ニューサンフランシスコから救急車で脱走したジョンを襲撃し、再会を果たす。インサイドとアウトサイドを隔てるすべての都市の壁を取り除くため、トーナメントへ参加する。 - スウィート・トゥース(演:ジョー・シーノア/声:ウィル・アーネット)
アイスクリームトラックで暴走する殺人ピエロ。自身が最強の殺人鬼になることを目指し、自分より有名な殺人鬼を狩る旅を続けていた。そんな中、カリプソ主催のトーナメントが開催されるという知らせを聞き、参加を決意する。 - ステュー(演:マイク・ミッチェル)
親友であり相棒だったマイクをスウィート・トゥースに殺された(と思っていた)後、スウィート・トゥースに連れられて一緒に旅をしていた。トーナメントでマイクと再会する。 - ドールフェイス(演:ティアナ・オコイエ)
ジョン・ドウの実の妹で、自警団ドールズを率いるリーダー。本名はクリスタ。偶然にも兄ジョン・ドウと再会を果たし、インサイドとアウトサイドを隔てる壁を壊すため、ともにトーナメントへ出場する。 - メイヘム(演:セイラー・ベル・カーダ)
ドールズのキャンプに紛れ込み、盗みを働いていた女性。クワイエットに捕まり拘束されていたが、彼女を追っていた男たちに連れ去られる。クワイエットとジョンに助けられたことをきっかけに、クワイエットの車に忍び込み、彼女たちと行動をともにするようになる。メイヘム(mayhem)は大混乱や騒乱を意味する。 - マイク(演:タージ・ヴォーンズ)
ステューの元相棒。スウィート・トゥースに殺されたと思われていたが、実は生きていた。新しい相棒デイヴとともにトーナメントに出場し、ステューと再会する。 - デイヴ(演:ジョノ・ウィルソン)
マイクの新しい相棒。元ブッチャー(人食い族)で、過去に凶暴な一面を持っていたが、現在はマイクとともにトーナメントに参加している。 - Mr.グリム(演:リチャード・デ・クラーク)
トーナメント参加者。スウィート・トゥースによってブラックフィールド精神科病院の独房に閉じ込められていたが、カリプソからトーナメントの招待状が届き、解放される。殺した人間の魂を吸収し、その人物の声を通して話す能力を持つ。 - アクセル(演:マイケル・ジェームズ・ショウ)
大きな車輪と腕を結合させた大車輪男。ミレニアム・ドライブインでジョンとドールフェイスを襲撃するが、彼を改造したDr.ゼムがふたりによって倒されたことで、Dr.ゼムの支配から解放される。その後、カリプソからの招待を受けてトーナメントに参加する。 - ヴァーミン(演:リサ・ギルロイ)
トーナメント参加者。歯が腐り薄汚れた格好をしている。 - レイヴン(演:パティ・グッゲンハイム)
ニュー・サンフランシスコの最高責任者である“本物のレイヴン”。シーズン1で登場したレイヴン(演:ネーヴ・キャンベル)は、実は彼女の代理だったことが判明する。昔プールで溺れて以来昏睡状態となっている恋人ケリーを救うため、ジョン・ドウを利用してカリプソ主催のトーナメントに参加しようとしていたが、ジョンに逃げられたことで、自らトーナメントへの参加を決意する。 - カリプソ(演:アンソニー・キャリガン)
ツイステッド・メタル トーナメントの主催者。あらゆる電子機器を制御したり、テレポートしたりと、様々な特殊能力を持つ謎の存在。
『ツイステッド・メタル』 シーズン2の見どころ
シーズン1で描かれた世界観やキャラクターの関係性を土台に、シーズン2では物語の構造や演出、人物描写がさらに進化しています。
特に印象的だったのは
- 物語の軸として導入されたトーナメント形式
- 個性豊かな新キャラクターたちの登場
- テンポを保ちながら迫力を増したアクション演出
この3点です。ここでは、それぞれの見どころについて順にご紹介します。
🏆 ツイステッド・メタル トーナメント
願いを叶えるために戦う《ツイステッド・メタル トーナメント》が物語の中心に据えられたことで、各キャラクターの目的が明確になり、戦いの意味に深みが加わりました。トーナメントという構造が、キャラクター同士の衝突や同盟を生み出し、物語に戦略性と緊張感をもたらします。
さらに、トーナメント開催後は各エピソードごとに脱落者が発生し、物語が進むにつれて参加者が減っていくというサバイバル的な展開が描かれます。中には予想外の人物が脱落する場面もあり、視聴者の予測を裏切る展開が続きます。誰が残るのか、誰が願いを叶えるのか——その行方から目が離せません!
🧑🤝🧑 魅力的な新キャラクターたち
シーズン1では名前と声のみの登場だったカリプソが、トーナメントの主催者としてついに姿を現します。さらに、メイヘム、ドールフェイス、アクセル、Mr.グリム、デイヴなど、個性豊かな新キャラクターが続々と登場し、物語に新たな彩りを加えています。
彼らと既存キャラクターとの関係性や過去の因縁が丁寧に掘り下げられることで、キャラクター同士の絡み合いがより魅力的に描かれています。特に、ジョンとドールフェイスの兄妹関係や、クワイエットとメイヘムの関係性の変化には注目したいところです。
💥 テンポはそのままで迫力を増したアクション
シーズン1のテンポ感を維持しつつ、シーズン2ではアクション描写がさらに迫力を増しています。車両同士の衝突、武器の演出、爆発のタイミングなど、映像的な見せ場が随所に散りばめられており、視覚的な満足度は非常に高いです。特にトーナメント戦では、キャラクターの個性がアクションに直結しており、それぞれの戦い方にドラマ性が感じられます。
今シーズンは全12話とボリュームアップしていますが、1話あたり約30分という尺とストーリーのテンポの良さはそのままで、サクッと見られる構成になっています。アクションの密度が高く、展開もスピーディーなため、次のエピソードが気になってつい続けて視聴してしまうような魅力があります。
📢 [広告]
狂気のトーナメントに飛び込め!『ツイステッド・メタル』シーズン2
\ Hulu独占配信中! /
『ツイステッド・メタル』 シーズン2の評価と感想
🏅 IMDb / Filmarksの評価
🌍 IMDb
⭐ 7.3 / 10
🇯🇵 Filmarks
⭐ 4.1 / 5.0
※2025年9月時点
※IMDbスコアはシリーズ全体の評価
🌟 よく見られたポジティブな評価
- キャラクターの個性と演技の魅力
→「スウィートトゥースは相変わらずの愛くるしい殺人鬼」「メイヘムの絶妙な可愛さがクセになる」「アンソニー・マッキーの演技が安定していて見やすい」など、キャラクターの個性と俳優陣の演技に好意的な声が多数。 - テンポの良さと“バカバカしさ”のバランス
→「30分×全12話でサクッと観られる」「頭を空っぽにして楽しめる」「バカバカしいけど、それがいい」など、テンポの良さと娯楽性を評価する声が目立ちます。 - 音楽と演出の相性
→「サウンドトラックが最高」「アクションと音楽の組み合わせが気持ちいい」「劇中の音楽がシーンを盛り上げている」など、音楽面での演出も高評価。
🤔 賛否が分かれた・ややネガティブな意見
- ゲーム原作との乖離
→「ゲームの“特殊武器”が出てこないのが残念」「キャラ設定が原作と違って戸惑った」など、原作ファンからの違和感を指摘する声も。 - 中盤の展開の停滞感
→「中盤が少しダレる」「ランダムなデスレースが続いて単調に感じた」など、物語の構成に対する課題感も見られます。
🎯 総合的な印象
- “バカ×グロ×爽快”を突き抜けたエンタメ作品
→ シーズン2はシーズン1よりもキャラクター描写とテンポが改善され、より“観やすくて楽しい”作品として仕上がっています。グロ描写やギャグ要素も含めて、頭を空っぽにして楽しめるエンタメとして支持されています。 - シリーズ化への期待が高まる、キャラと演出の融合
→ トーナメント形式の導入により物語の軸が明確になり、キャラクターの個性がアクションに直結する構造が好評。今後のシーズンで“特殊武器”や原作要素の再現が進むことへの期待も高まっています。
📝 個人的レビューと評価まとめ
💬 『ツイステッド・メタル』シーズン2感想
シーズン2も、何も考えずに気軽に楽しめる手軽さはそのままに、話数が増えたことでボリューム感がありながらも、最後まで飽きずに視聴することができました。魅力的なキャラクターが多数登場し、テンポの良さとキャラ同士の掛け合いが作品全体を引き締めています。
中でも印象的だったのは、新キャラクターのメイヘムです。他の登場人物とは一線を画す破天荒さと天真爛漫さを併せ持ち、勝手な行動をとりながらも人懐っこくて憎めない存在でした。ジョンとクワイエットのコンビにメイヘムが加わることで、まるで家族のような関係性が生まれ、掛け合いの面白さが一層際立っていました。
また、本物のレイヴンの登場と彼女の過去の描写をはじめ、クワイエットとメイヘム、ジョンとドールフェイス、メイヘムとアクセルなど、キャラクター同士の関係性が丁寧に描かれていた点も印象的です。個々のキャラの魅力だけでなく、他者との関係性の中で見えてくる人間味が、ストーリーに深みを与えていました。
終盤で登場したラスボス的存在・ミニオンについては、登場時から「もしかして…」と思っていましたが、最終話で明かされた正体はやはりあの人物でしたね。驚きと納得が同時に訪れる展開で、物語の締めくくりとして強く印象に残りました。
シーズン2も続きが気になる終わり方だっただけに、今後の展開にも大いに期待したいと思います。
『ツイステッド・メタル』 シーズン2のFAQ
『ツイステッド・メタル』 シーズン2のまとめ
シーズン2では、トーナメント形式の導入によって物語の軸が明確になり、キャラクターの目的や関係性がより深く描かれました。新キャラクターの登場やアクション演出の進化により、シーズン1以上にテンポよく、視覚的にも満足度の高い作品に仕上がっています。
1話約30分という構成はそのままに、全12話のボリュームでも“サクッと観られる”手軽さは健在。キャラ同士の掛け合いや意外な展開が続き、最後まで飽きずに楽しめる内容でした。
終盤で明かされたミニオンの正体など、今後の展開に繋がる伏線も多数。
シーズン3の正式発表はまだですが、続編への期待が高まる終わり方だったことは間違いありません。
次なるツイステッド・メタルの幕開けを、楽しみに待ちたいと思います。
📢 [広告]
“願い”を賭けた戦いは、まだ終わらない。
『ツイステッド・メタル』シーズン2
\ Huluで今すぐ視聴! /


コメント