終末世界を舞台に、クセ強キャラたちが爆走する――そんな“ぶっ飛んだ”カーアクションドラマが、Huluで独占配信中の『ツイステッド・メタル』です。
PlayStation®の人気ゲームを実写化した本作は、予備知識ゼロでも楽しめるテンポの良さと、ブラックユーモア満載の展開が話題に。
本記事では、シーズン1の魅力からシーズン2の最新情報まで、ネタバレなしで見どころ・キャラクター・世界観を徹底解説。
「何か面白いドラマないかな…」と思っている方にこそ刺さる、新感覚カーアクションの魅力をぜひチェックしてみてください。
📌 この記事を読むとわかること
- 『ツイステッド・メタル』がどんなドラマなのか?
- 作品が描くテーマや、見どころのポイント
- 視聴者のリアルな感想から見える、作品の雰囲気や魅力
🔍 この記事はこんな方におすすめです
- 次に観る海外ドラマを探している方
- シーズン2の配信情報を見て気になった方
- ネタバレなしでドラマの内容をざっくりと知りたい方
『ツイステッド・メタル』 ってどんなドラマ?
🚗 『ツイステッド・メタル』とは?
1995年にPlayStation®で発売されたカーアクションゲーム『Twisted Metal』を原作に、実写ドラマ化されたのが『ツイステッド・メタル』。
主演は『アベンジャーズ』シリーズでファルコン/新キャプテン・アメリカを演じるアンソニー・マッキー。
彼が演じるのは、終末世界を舞台に荷物を届ける“ミルクマン”こと運び屋ジョン・ドウです。
ドラマ版は2023年7月に米Peacockで配信開始され、日本では2024年2月よりHuluで独占配信。
シーズン1は全10話構成で、ジョンが「インサイド」と呼ばれる安全な都市での暮らしを報酬に、3431km先のニューシカゴにある荷物を届けるというミッションに挑みます。
道中では、武装アイスクリームトラックで暴走する殺人ピエロ「スウィート・トゥース」や、無法者警察官「ストーン」など、原作ゲームでもおなじみのキャラクターたちが登場。
アクションとコメディが絶妙に融合したテンポ感のある演出で、ゲームファンはもちろん、未プレイの視聴者でも楽しめる“痛快感MAX”のエンタメ作品です。
🎬 『ツイステッド・メタル』作品情報
- 原作:PlayStation®のカーアクションゲーム『Twisted Metal』(1995年発売)
- 原題:Twisted Metal
- 主演:アンソニー・マッキー(ジョン・ドウ役)
- 制作:マイケル・ジョナサン・スミス、レット・リース、ポール・ワーニック ほか
- 配信プラットフォーム:Hulu(日本)
- 配信開始日:2024年2月22日(Hulu)
- 全シーズン数(全エピソード数):シーズン1(全10話)/シーズン2(2025年9月20日より配信開始予定)
📖 『ツイステッド・メタル』あらすじ
世界中のコンピューターがバグで崩壊し、文明が崩れた終末世界。
都市は「インサイド」と「アウトサイド」に分断され、アウトサイドでは無法者たちが暴れ回る混沌の地となっていた。
そんな中、記憶喪失の運び屋ジョン・ドウは、ニュー・サンフランシスコの責任者レイヴンからある極秘任務を依頼される。
それは、ニュー・シカゴから謎の荷物を受け取り、9日以内に届けるという危険なミッション。
報酬は“インサイド”での安全な暮らし。
ジョンは旅の途中で、復讐に燃える女性クワイエットと出会い、共に道を進むことに。
だが、武装したアイスクリームトラックで暴走する殺人ピエロ「スウィート・トゥース」や、狂信的な警察官「ストーン」など、常識を超えた敵たちが次々と襲いかかる。
果たしてジョンは、命懸けの配達を成功させ、理想郷にたどり着けるのか――。
『ツイステッド・メタル』 見どころ
荒廃した世界を舞台に、爆走する武装車両、狂気のキャラクターたち、そして予測不能な展開――。
『ツイステッド・メタル』は、ただのカーアクションでは終わらない“終末エンタメ”の宝庫です。
ここからは、筆者の独断と偏見で「ここが面白い!」と感じたポイントを3つの視点から紹介します。
『ツイステッド・メタル』のここが面白い!①
🚘 カーアクション満載の“終末ロードムービー”感

崩壊した世界を舞台に、武装車両が爆走するスリリングな展開。
ジョン・ドウとクワイエットが繰り広げる命懸けの配達旅は、ドラマでありながらまさに“荒野のロードムービー”。
爆発、追跡、衝突――すべてがスピードと破壊力で押し寄せます。
『ツイステッド・メタル』のここが面白い!②
⏱️ ストレスゼロのテンポ感

1話約30分という軽快な尺で、アクション・ドラマ・ユーモアが絶妙に配置。
テンポよく進む物語は、気軽に観始めたつもりが気づけば一気見してしまう中毒性。
「短くて濃い」構成が、忙しい現代人の視聴体験をも快適にしてくれます。
『ツイステッド・メタル』のここが面白い!③
🃏 バイオレンスとブラックユーモアあふれるコメディ

殺人ピエロ・スウィート・トゥースの狂気、ジョンとクワイエットの皮肉たっぷりな掛け合い、
そして敵キャラたちの“ぶっ飛んだ個性”が、暴力の中に笑いを生む。
ただの残虐ではなく、笑える終末世界としての完成度が光ります。
『ツイステッド・メタル』 登場人物とキャスト

- ジョン・ドウ(演:アンソニー・マッキー)
記憶喪失のミルクマン。終末世界で謎の荷物を届ける任務に挑む、陽気で皮肉屋な主人公。 - クワイエット(演:ステファニー・ベアトリス)
ジョンと行動を共にする車泥棒。兄を失った過去を持ち、復讐心と信頼の狭間で揺れる。 - スウィート・トゥース(演:ジョー・シーノア/声:ウィル・アーネット)
殺人ピエロの仮面をかぶった暴走キャラ。アイスクリームトラックで街を破壊する狂気の象徴。 - ストーン(演:トーマス・ヘイデン・チャーチ)
元警官でありながら、無法者の警察集団を率いる冷酷なリーダー。 - レイヴン(演:ネーヴ・キャンベル)
ニュー・サンフランシスコの責任者。ジョンに任務を依頼する謎めいた存在。 - ラウド(演:リチャード・カブラル)
クワイエットの兄。妹を守るために命を懸けるが、悲劇的な運命を辿る。 - ステュー(演:マイク・ミッチェル)
シアトルの元警備隊で相棒のマイクとともに人喰い集団に捕らわれていたところをストーンに助けられる。陽気で少し抜けた性格だが、仲間思い。 - マイク(演:タージ・ヴォーンズ)
ステューの相棒。 - トミー(演:ルー・ベイティ・ジュニア)
地図を扱うカートグラファー。ジョンに旅の手がかりを与える重要人物。
『ツイステッド・メタル』 FAQ(よくある質問)

『ツイステッド・メタル』 評価と感想
🏅 IMDb / Filmarksの評価
🌍 IMDb
⭐ 7.3 / 10
🇯🇵 Filmarks
⭐ 3.7 / 5.0
※2025年9月時点
🌟 よく見られたポジティブな評価
- ジョンとクワイエットの掛け合いがクセになる
→「2人のやり取りがテンポ良くて笑える」「ケンカップル感が最高」「皮肉とユーモアのバランスが絶妙」など、掛け合いの軽快さに好意的な声多数。 - 1話30分の構成がちょうどいい
→「サクッと観られて達成感がある」「テンポが良くて一気見できた」「変な引き伸ばしがなくて快適」など、視聴体験の軽さが高評価。 - スウィート・トゥースの存在感が圧倒的
→「ヤバすぎて笑った」「怖いけどクセになる」「登場するだけで画面が持っていかれる」など、キャラクターのインパクトに魅了された声。
🤔 賛否が分かれた・ややネガティブな意見
- 登場人物に感情移入しづらい
→「全員クズすぎて誰にも共感できない」「好きになれるキャラがいない」「人間ドラマとしては薄い」など、キャラ造形に距離を感じる声も。 - バイオレンスやグロ描写がキツい
→「耳のネックレスとか無理」「指のイヤリングがトラウマ」「グロ耐性ないと厳しい」など、過激な演出に拒否感を示す意見も見られた。 - 恋愛要素が唐突に感じる
→「相棒でいてほしかった」「性的関係から始まるのが雑」「絆の描き方が浅い」など、ジョンとクワイエットの関係性に違和感を覚える声も。
🎯 総合的な印象
- 軽快なテンポとユーモアで“低カロリー娯楽”として成立
→ 1話30分の構成とブラックユーモアが、重すぎず気軽に楽しめる作品として機能。ゲーム原作ながら、視聴ハードルが低い点も好評。 - キャラの“ぶっ飛び具合”が作品の個性を際立たせる
→ スウィート・トゥースをはじめ、常識外れのキャラたちが暴れ回ることで、終末世界の非現実感とエンタメ性が両立している。
📝 個人的レビューと評価まとめ
ゲーム原作のドラマシリーズということで、正直『ツイステッド・メタル』の元ネタはまったく知りませんでした。でも、そんな自分でもしっかり楽しめました。
主演はMCUでもおなじみ、キャプテン・アメリカ役で活躍中のアンソニー・マッキー。映画だけでなくドラマシリーズでも彼の存在感が光っていて、ファンとしては嬉しい限りです。
キャラクター同士の掛け合いも絶妙で、特にジョン・ドウとクワイエットのやり取りが印象的。最初は敵対的だった2人が、旅を通じて徐々に“相棒”のような関係になっていく過程が見応えありました。
ジョンやクワイエット以外にも、スウィート・トゥースやストーンなど個性豊かなキャラクターが登場。それぞれの視点で物語が語られたり、過去が丁寧に描かれていたりと、キャラの深掘りがしっかりされているのも好印象です。
そして何より、本作は“気軽に観られる”のが最大の魅力。
血が飛び散ったり首が飛んだりと、グロくてバイオレンスな描写もありますが、それらが重くなりすぎず、むしろコミカルに描かれているのが絶妙。1話30分というテンポの良さもあって、サクッと観られるのがありがたいポイントです。
ちなみに小ネタですが、主人公ジョン・ドウの幼少期を演じているのはアンソニー・マッキーの実の息子、アンソニー・マッキーJr。驚きのキャスティングですが、納得の演技力でした。
シーズン2では、さらに迫力のカーアクションが展開されるとのことで、今から配信が待ち遠しいです。
『ツイステッド・メタル』 シーズン2
🏁 待望のシーズン2!『ツイステッド・メタル』が9/20から再び暴走開始!
2025年9月20日より、Huluで『ツイステッド・メタル』シーズン2の独占配信がスタートします。
ゲーム原作の世界観をベースに、過激でコミカルなカーアクションが展開される本作。シーズン1で話題を呼んだ暴走劇が、さらにスケールアップして帰ってきます。
シーズン2では、ついに“トーナメント”が始動。
各キャラクターがそれぞれの目的を胸に、命がけのバトルに挑む展開が待ち受けています。前作以上に迫力満点のノンストップカーアクションが繰り広げられるとのことで、ファンならずとも見逃せない内容になりそうです。
『ツイステッド・メタル』シーズン2│日本版予告&吹替キャスト解禁!
- 豪華声優陣が続投&新キャラも登場!
ジョン・ドゥ役の杉田智和、クワイエット役の朴璐美、スウィート・トゥース役の千葉繁がシーズン1から続投。
さらに、トーナメント主催者カリプソ役に子安武人、ジョンの妹ドールフェイス役に白石晴香、メイヘム役に田中美海など新キャストが加わり、声優陣がさらに豪華に。 - 日本版予告映像が公開!
ジョン(杉田智和)とカリプソ(子安武人)の掛け合いから始まり、狂気とユーモアが交錯するテンションMAXの映像に。
「極上の刺激が欲しくないかね?」というカリプソの高笑いが、デスレース開幕を告げる。 - 《ツイステッド・メタル トーナメント》が始動!
勝者の願いが1つだけ叶うというルールのもと、過去のキャラ+新たな“クセ強”な敵たちが参戦。
何でもありのド派手なカーバトルが、ノンストップで展開されます!
『ツイステッド・メタル』 まとめ
『ツイステッド・メタル』は、ただのカーアクションじゃありません。
Huluで独占配信されているこのドラマは、廃墟と化した世界で繰り広げられる“願いを賭けたデスレース”。
ゲーム原作の世界観をベースに、クセ強キャラたちが火花を散らす姿は、笑えて、怖くて、ちょっと切ない。
シーズン1では世界観とキャラの魅力をじっくり描き、シーズン2ではついに「トーナメント」が始動。
杉田智和・朴璐美・千葉繁ら豪華声優陣が、狂気と哀愁を絶妙に演じてくれる日本語吹替版も必見です。
この作品が面白いのは、ただ爆走するだけじゃなくて、キャラそれぞれの“願い”や“過去”がしっかり描かれてるところ。
暴力とユーモアの中に、意外と深いドラマが潜んでるんです。
5時間程度もあればサクッと観れちゃうので、まずはシーズン1からぜひチェックしてみてください!
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