Netflix『自由研究には向かない殺人』レビュー(ネタバレなし)

Netflixオリジナルシリーズ「自由研究には向かない殺人」のドラマ内容紹介と感想をネタバレなしでお届けします

目次

『自由研究には向かない殺人』ドラマ情報

原題: A Good Girl’s Guide to Murder

公開年: 2024年

ジャンル: サスペンス、ミステリー

製作総指揮: ドリー・ウェルズ

配信プラットフォーム: Netflix

『自由研究には向かない殺人』あらすじ

自由研究のテーマは5年前の殺人事件!?

5年前、女子高生だったアンディは恋人サルによって殺害され、サルは犯行を自白した直後に自殺するという痛ましい事件が起こった。アンディの遺体は依然として見つかっていない。

主人公のピップは、高校の自由研究として、この事件を徹底的に調査することを決意する。最初の一歩として、サルの弟ラヴィに接触し真相を探ろうと試みるが、事件の話となると拒絶されてしまう。
次にピップは、親友カーラの姉であり、サルの友人でもあったナオミに取材を申し込む。そこで、事件当日サルとナオミは友人マックスの家にいたとの証言を得る。続けてマックスの証言を得たピップは、ナオミとマックスの証言に食い違いがあることに気づく。

そのことをカーラに相談するピップ。しかし、サルのことで心に深い傷を負っているナオミに取材したことで、カーラはピップを強く責め立てる。涙を浮かべながら、事件の真相を究明しようとする強い決意と期待を胸に、ピップは再びラヴィの家へ向かう。ラヴィからサルのスマホを見せられたピップは、事件当日の自白を含めたメッセージ履歴を確認する。その中で、自白のみ他のメッセージと言葉遣いが異なり、サル以外の別人が入力したことに気づいたピップは、ラヴィとともに捜査を開始する。

果たして5年前の事件の真相とは何か。そして、ピップがこの事件の真相解明にこだわる理由とは…。

『自由研究には向かない殺人』登場人物とキャスト

ピップ・フィッツ=アモビ (エマ・マイヤーズ): 主人公。

ラヴィ・シン (ゼイン・イクバル): サルの弟で、ピップに事件の情報を提供します。

サル・シン (シャルバ・カナ): 5年前アンディを殺害し、犯行を自白したあと自殺した。

カーラ・ワード (アシャ・バンクス): ピップの親友。

ナオミ・ワード (ヤスミン・アル=クドハリ): カーラの姉で、サルの親友。

ザック・チェン (ライコ・ゴハラ): ピップのクラスメート。

コナー・レイノルズ (ジュデ・モーガン=コリー): ピップのクラスメート。

ローレン・ギブスン (ヤリ・トポル・マルガリス): ピップのクラスメート。

マックス・ヘイスティングス (ヘンリー・アシュトン): サルとナオミの友人。

エリオット・ワード (マシュー・ベイトン): ナオミとカーラの父。

ビクター・アモビ (ゲイリー・ビードル): ピップの父。

リー・フィッツ=アモビ (アンナ・マックスウェル・マーチン): ピップの母。

アンディ・ベル (インディア・リリー・デイヴィス): 殺害された女子高生。

ベッカ・ベル (カーラ・ウッドコック): アンディの妹。

ジェイソン・ベル (マシュー・チェンバーズ): アンディとベッカの父。

『自由研究には向かない殺人』見どころと感想

主人公ピップの行動力が非常に印象的です。手掛かりを見つけるとすぐに行動に移すそのスピードには目を見張るものがありますが、時には危険な状況にひとりで突っ込んでいくこともあり、見ている側もハラハラさせられます。彼女の果敢な行動のおかげで、話が進むごとに謎が一つずつ明らかになっていく過程は非常に楽しめます。

第一話から張り巡らされた複数の伏線は、「あの人が犯人かな?」と思わせる巧妙なミスリードが随所に仕掛けられており、視聴者としても一緒に推理を楽しむことができます。これにより、何度も「してやられた!」と思わせられる展開に、思わず引き込まれてしまいます。

また、学園生活や友人との関係も丁寧に描かれており、ピップと相棒的存在となっていくラヴィとの関係がどのように発展していくのかにも注目が集まります。ミステリードラマでありながら、青春ドラマとしての側面も十二分に楽しめる内容となっています。

全体として、視聴者にハラハラドキドキの感情を味わわせつつ、次々と展開する謎解きに一緒に挑む楽しさを提供してくれる、見応えのある作品です。

シーズン2の配信が決定しているという嬉しい知らせもあり、次の展開が今から待ち遠しいです。
ピップとラヴィの関係がどうなっていくかも注目ですね。

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