今回はNetflixオリジナルシリーズ「ミッシング・ユー」の内容と視聴した感想をネタバレなしでお届けします。
『ミッシング・ユー』ドラマ基本情報
- タイトル: 「ミッシング・ユー」
- ジャンル: サスペンス、ミステリー
- 年: 2025年
- エピソード数: 全5話
- 配信プラットフォーム: Netflix
- 原作: ハーラン・コーベン
『ミッシング・ユー』あらすじ
失踪者捜索課に勤める主人公のカットは、元婚約者ジョシュのことを忘れられずに心に抱え続けていた。
ある日、カットは友人のステイシーから勧められ登録したマッチングアプリで、驚くことにジョシュを見つけてしまう。
11年前、カットの父であるクリントが連続殺人犯モンティ・リバーンによって殺害され、その直後にジョシュはカットの前から姿を消したのだった。
さまざまな思いが交錯する中、ジョシュへの想いが断ち切れないカットは、アプリでジョシュにメッセージを送信するが…
一方、発生した大学講師失踪事件を捜査している中で、カットは上司のスタッガーから、父を殺したリバーンが末期がんで余命が数日しかないことを知らされる。彼が父を殺害した動機は依然として不明であり、カットは彼が死ぬ前にその理由を探ろうと決意する。
11年前、なぜジョシュは忽然と姿を消したのか。そして父が殺害された事件の真相とは…。
『ミッシング・ユー』キャラクターとキャスト紹介
カット・ドノヴァン(ロザリンド・エレアザール)
- 主人公。失踪者捜索課に勤める刑事。
ジョシュ・ブキャナン(アシュリー・ウォルターズ)
- カットと婚約していたが、11年前に姿を消す。
エリス・スタッガー(リチャード・アーミティッジ)
- カットの上司であり、彼女の父親の元同僚。
ステイシー・エンバロ(ジェシカ・プラマー)
- カットの親友。私立探偵。
アクア・ヴァネック(メアリー・マローン)
- カットの親友。ヨガインストラクター。
クリント・ドノヴァン(レニー・ヘンリー)
- 11年前に殺害されたカットの父親。彼女と同じく刑事だった。
『ミッシング・ユー』感想
ハーラン・コーベン原作のサスペンスということで予告編だけでもかなり期待度が高い作品でした。
ハーラン・コーベンと言えば「失踪」が主軸のプロットとして描かれることが多いですが、今回も11年前の元婚約者の失踪が大きなテーマとなり、そこにマッチングアプリが加わり、失踪×マッチングアプリというユニークな組み合わせで物語が進行します。この要素が新しい視点を提供し、現代社会のデジタルな一面と人間関係の複雑さを巧妙に描いています。
物語が展開する中で、主人公は過去と現在を行き来しながら、元婚約者の失踪の謎と父の事件の真相を解き明かそうと奮闘します。マッチングアプリが持つ匿名性と危険性が巧みに描かれており、話を追うごとに明かされる衝撃的な真実に次々と引き込まれていき、気が付けば全5話あっという間に見終わってしまいました。
そして魅力的なキャストが光る今作。ドラマ「窓際のスパイ」で注目を浴びたロザリンド・エレアザールが主人公のカットを巧みに演じています。さらに、彼女の上司スタッガー役には、ハーラン・コーベン作品の常連であるリチャード・アーミティッジが登場。リチャードはもはやハーラン・コーベン作品には欠かせない存在となりましたね!
全体として、この作品はハーラン・コーベンらしい緻密なプロットとサスペンスフルな展開が楽しめる一作です。失踪というテーマに新たな視点を加えたストーリーラインが斬新で、終始目が離せません。この作品は、スリリングなミステリーや、ハラハラドキドキする展開が好きな人に特におすすめです。そしてハーラン・コーベン作品のファンにとっても見逃せない作品となっています。また、全5話という比較的短いエピソード数で、長すぎず気軽に楽しめる点もおすすめの理由です。
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